所持金66円。片道航空券で旅に出た女の末路。

女ひとり旅
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2022年10月24日、何の目的もなく大阪へ向かいました。その時財布の中身を確認したら66円。預金残高は数千円、クレジットカードの利用可能残高は数万円、そして無職。

なぜこのような状況で旅に出ようと思ったのか、どうやって生き延びたのか、そしてこの旅で何を得たのか、そんなことを綴っていきます。

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どうしてそんなにお金がないのか

定職に就かなくなったのは2016年9月から。それまで10年ほどは会社員として働いていました。フリーターや派遣社員などは不安定で、会社員以外の働き方なんて考えられない。そう思っていた私ですが、会社員という働き方に疑問を感じるようになり、退職に至ったのにはさまざまな理由があります。それは過去のブログ記事に。

会社員を辞めてから数年は、海外でアルバイトをしながらフラフラし、その先の生き方を模索していました。帰国してからも現在に至るまで定職に就くことはなく、アルバイトを掛け持ちしながら「その日暮らし」の日々。

バイトは「いかに短時間に楽に稼げるか」を重視していたので、心から好きな仕事ではありませんでした。ただ、できるからやる。そんな感覚。やりたいからやる、ではなかったのです。

徐々にそんな生活がしんどくなってきて、いよいよ働きたくない、辞めよう。そう思ったのが2021~2022年でした。本当に生活に困るまでは働かず、少ない貯金を崩して生活してきました。

そのため、旅に出るための潤沢な貯えはありません。

お金がないのにどうして旅に出たのか?

行きたかったから。理由はそれに尽きます。

2022年1月に淡路島の旅に出掛けました。その時は「呼ばれてる」気がして、なんのあてもなく行ったんです。そこで、「この人に会うために淡路島に来たんだ」と腑に落ちるような出会いがあり、呼ばれているという自分の直感を信じてよかったのだと思いました。

淡路島の旅の前後は数日間大阪で過ごしました。その時に、大阪のエネルギッシュな空気感がすっかり気に入ってしまい、「またここに来たい」「できれば住みたい」そう思うようになります。

淡路旅から秋田に帰ってからは、しばらく地元でアルバイトをして過ごしていたのですが、どうしても大阪が気になる。旅に行きたいけれど長く滞在できるほどの資金がなかったため、8月に1泊2日の短期旅行をすることにしました。

大阪観光がしたかったのではありません。ただ、大阪の空気に触れたかった。それだけの理由でした。

実際に大阪に行ってみると、淡路旅の時のように「このために大阪に来たんだ!」と思えるような出会いや直感はなく、「やっぱり大阪が好きだなぁ」「もっとここに居たいなぁ」そんな思いが募るだけ。何のために来たのか分からず、直感を疑い始めます。

そして秋になりました。毎月1回は県境を越えないと気が済まない旅バカの私。「大阪に行きたい」は勘違いだったのかもしれないと思い、今度はルーレットで行き先を決めることにしました。スマホのアプリで出た行き先は…

まさかの、いや、「やっぱり」大阪でした。都道府県が47もあるうちの「大阪」。2%の確率で大阪が出てきてしまうなら、もう行かない理由がありません。きっと何かあるのだろう、そう思って大阪行きを覚悟したのでした。

所持金66円なのに旅に行けたのはなぜ?

片道分の航空券はマイル利用、4泊分のホテル予約はクレジットカード決済で手配済み。その先は大阪に着いてからどうにかしようと思っていました。その時に持っていたほとんどのお金をこの旅に使いました。

出発の段階では無職。冒頭にお話ししたように、財布の中には66円、預金残高が数千円と利用可能残高が数万円のクレジットカード、それ以外はSUICAの残高が数千円という状態です。働かなければ帰ることも延泊することも難しいのですが、困ったことに、働きたくない私がいる。秋田に帰りたくない自分がいる。

こんな状況でも頑なに働きたくない。働きたくないけど旅をしたい。遊びたい。怠け者でお金にだらしない、そんな自分のことが嫌いでした。きっとみんな私のことを嫌うだろう、最低だと言うだろう、そんな風に思いました。だから誰かに頼ることはできない、自分で何とかしなきゃ、そう感じて苦しかったです。

自己否定していた私を救ってくれたのは?

「働きたくないけど遊びたい」そんな思いを誰かに言ったら一瞬で嫌われてしまうかもしれない。そう思いながらも、自分の気持ちをさらけ出せる唯一の場所・SNSがありました。

そのアカウントは、2022年9月から参加しているマーケティング講座のコミュニティ専用につくったもの。そこでは、コミュニティのみんながオープンハートで自分の胸の内をさらけ出せる環境にあります。

自分の心の汚れ、傷、嫉妬心、羞恥心など、それらを晒しても「よく言えたね」「がんばったね」そう言って受け止めてくれる、あたたかいコミュニティ。そこで出会った方々に何度も救われました。

5千人弱もメンバーさんがいるから、もちろん全員が私を認知しているわけではないし、全員が肯定してくれているわけじゃない。きっと私のとった行動や考えに否定的な方もいるだろうし、理解できない方もいて当然だと思う。それでも、私の投稿にコメントをくださる方々は優しく、愛がありました。

所持金「66円」が教えてくれたこの旅のテーマ

所持金2桁で旅に出ることは初めてだったので、当然不安はありました。それでも、航空券やホテルの予約はできたから行かない選択肢はない、どうにかなるから行けるのだ、なんとかなるのだという、根拠のない自信もありました。

そして、行くからには、お金を手放すからには、何か得られるのだろうと思っていました。その「何か」について、出発前に知ることができたのです。

財布に入っていたお金は「66円」とゾロ目。私が参加しているマーケティング講座では、全世界共通の「数字」というものにはメッセージ性があることを教えてくれました。そこで、66という数字の意味を『66 エンジェルナンバー』と検索して調べてみたのです。

すると、そこで出てきた意味は「お金や物質に執着して囚われている。それに対する不安や心配を手放しましょう」というものでした。

まさに…。

お金がないと生きていけない
お金がないと遊びにいけない
お金がないと幸せになれない

そんな風に思い込んでいたから、これまで辛かったのだ。働くことが苦しかったのだ。そう気づくことができたのです。正直、いつかはお金に対する恐怖心と向き合わなければならないと思っていたので、そのタイミングが今来たんだと覚悟が決まった瞬間でもありました。

旅が始まってからは寝る場所がなくなったり、食べるものがなくなったり、落ち込んで泣いて…と感情ジェットコースターだったわけなのですが、長くなってきたので続きはまた今度書きます!

タイトルに「末路」と入れたのに、引っ張ってすみません!!

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