会社員を辞めた理由【24時間の使い方】

1日・24時間の中で、勤務8時間、休憩1時間、通勤往復1時間半、仕事の準備2時間、睡眠8時間使うとしたら、私の自由な時間って…？

1日3時間半！？

プラス週に2日間の休み。

もしもこのまま一生会社員として働いていくとしたら、限られたこれだけの自由時間に一体何ができるんだろう？私が人生でやりたいことを全部達成することはできるんだろうか？

…

って考えたのが、会社員を辞めた理由です。今は、会社にも決まった家にも属さない、大人版家なき子やってます(家なき子知らない方います？)

せい病でした。

会社を辞めてから気付いたんです、せい病だったって事に。

「性病」じゃないですよ？なんでも人や環境のせいにする「せい病」です。
これは専門学校時代の先生が教えてくださった言葉。

初めは自分が会社に履歴書を持って行って、「ここで働きたい」と言って入社できたはずなのに、慣れてきた頃には「あぁ、今日も仕事か…」「休みたい…」「給料上がらないかな…」と不満ばかり(._.)

いやいや、面接の時に聞いたでしょ？自分で選んだ会社でしょ？週休2日って確認したよね？休みたいなら有給使えば？給料について聞かなかったの？「いくら欲しいです」って言わなかったの？

今なら確実にそう突っ込んでます。会社員時代に不満に思ってた事って、ぜーんぶ自分が選んで決めた事だったんですよね。それに気付いた時、人生は選択の連続で、楽しい事もそうじゃない事も全部自分が決めてるんだって事がわかりました。

残業が続いて体調が悪い。それなら「残業しないで帰る」「休む」という選択ができたはずだし、体調を崩さない為に食事に気を遣ったり運動したりするという行動の選択ができたはず。

それを「会社のせい」にすることは簡単だけども、なんの解決にもならないですよね。だって「選択」して「行動」してるのは自分だから。

会社を辞めたからといって時間は増えない

今日はちょっと反省したんですよ。これ書いてる今、もう夕方なんですけどね。

“今日は何時に起きて、何時にご飯食べて、何時に銀行行って、何時にアレを申請して、何時にコレを勉強して…”

っていうのを全く決めずに、その時の気分で動いてしまったから、今日やりたかった事↑が全然できてない！！これじゃあ時間があっても会社員時代と同じではないか！！

よって、いくら自由な時間があっても、自分で時間の使い方をマネジメントしないと、ただただ時間の無駄遣いになるってことが分かりました。

反省…

「明日やろうはバカ野郎」だって、あのドラマでも言っていたではないか。平日しかできないこともあるし、タイムリミットが設けられている事もある。お金は増やす事ができても時間は増やせないですよね。

テレビのない生活

時間の使い方を考えるようになって、2017年5月からテレビのない生活をしてます。まぁ、家がないから当然なんですけど。

テレビ大好きだったけど、人生での優先順位考えたら、そんなに高くなかったんですよね。他にはスマホゲームも自分の時間を奪うもの。何も考えずに見ているから脳がラクだったり、中毒化したりしていただけで、私の人生にプラスの影響を及ぼす情報は、ほんのちょっとしかないなって思ったんです。

海外に行きたいと思ったのは、テレビの影響もあるけれど、自分にインプットする情報って、もしかしたら選んだ方が良いじゃないかなと思ったんです。

例えば、あの有名人が不倫してるってよーっていう情報が、私の人生に影響あるかって言ったらほとんどないわけで。オリンピックとかワールドカップとかスポーツの優先順位もわたしの生活には低いから、テレビでリアルタイムで見るよりダイジェストや結果だけを見るようになりました。

そういう情報をわざわざ自分から選んで掴みに行く事は、私の人生を豊かにできるの？限られた時間の使い方としてどうなの？って思っちゃったのです。あくまでも私の人生においてですので、もちろんそういった行動を否定しているわけではありません。

もしテレビを見たり、ゲームをする時間があるなら、それよりも自分のやりたいことをリスト化して、その達成のために何をしたらいいか考えたり調べたりする時間に当てた方がいいんじゃないかって。

それで、「人生でやりたいこと100」を書き出したわけです。

なんてね、偉そうな事言ってますけど、今日の自分の行動は反省点満載だわ。

明日はちゃんとやろう！い、いや！今から！

明日も自分の命があるかは分からない

海外によく行くようになってから、周りから「死なないでね」と言われる事が増えました。全然海外慣れしていなかったですし、女一人旅ということもあり、友人や家族には心配をかけました。

幸い、海外旅行中に命に関わるような危険な目にあったことは今の所ありません。もちろん想定外のことは多々ありますし、普段の生活に注意する必要があることは、日本も海外も変わらない事だと思っています。

日本「だから」安心とも思っていません。海外「だから」危ないとも思っていません。もちろん、「海外安全情報」は念のため確認してから旅先は選びますけどね。

ガンになるかもしれない

2016年12月、ガン検診で「要精密検査」という結果が出てから、私は自分の命の終わりについて考えるようになりました。2017年5月からは、長期間海外にいる事が増えましたが、ちょこちょこ日本に帰っては定期的にガン検診を受けています。

2017年は私にとってとても身近な存在であった2人が末期ガンと戦ったのち、天国に旅立ちました。ついこの間まで元気だったのに…きっと本人たちも想像していなかったと思います。短い間でしたが、2人の生き方を見て、より自分の生き方についてしっかり考えなければと、気付く事ができました。

私はガンではありません。ただ、癌化する可能性のある異形成細胞があります。一時期は毎月検診を受けていましたが、その進行のスピードに驚きました。

ガンになっても海外に住む？

もしもガンになったら…

海外で検査や手術を受けるなんて大丈夫？
医療費どんだけかかるの？
無事に帰ってこれるかな？

そんな不安が付きまとい、なかなかワーホリの出発日が決まらず、一旦「行きたい所に行こう」とシンガポールだのモロッコだの、ふて腐れながら旅行し始めたんです笑

でもこれがポジティブに考えられるきっかけになりまして、

「海外って案外近いなー」
「意外と安いじゃん」
「簡単に行けるなー」
「すぐ帰って来れる」
「普通に住めるかも」

そう思ってから、海外生活のハードルが下がり、 オーストラリア行きの航空券を取るまでにいたりました。

できない理由ではなく、どうやったらできるかを考える

オーストラリアへワーキングホリデーに行く前の検査で、「来月の検査でもう１段階進んだら手術ね」と言われました。先生に「これから海外に住むんです」と伝えると、「半年は目をつむる。それ以上は…」との判断。

一度はしゅんとなりましたが、よくよく考えたら…

オーストラリアに病院ある ！
オーストラリアで仕事できる！（金銭的な不安）
ガン保険入ってる！
何かあったらすぐ帰ってくればいい！
なんとかなる！

行けない理由なんてなかったんです。不安すぎて行かなくていい言い訳を探していたのかもしれません。

先生には、オーストラリアで検査を受けてもいいか聞き、英語の診断書のコピーをもらって、GOサインが出たので無事に出発できました！

目標と期限を決める

毎日命があることは当たり前ではなく、明日…もしかしたら今夜にも終わってしまうかもしれない。なんて考えていたら悲しくなっちゃうけど。

私の夢は、いつか自分の葬式で、皆んなから「あいつバカだったよな〜好きなことばっかりして」って笑ってもらうこと！！だから、やりたいことを全部やり尽くす人生にするんです。そう決めました。

その為に、何をいつまでに達成させるかを決めないと、まーたダラダラしちゃいそうなので。毎朝その日やることを紙に書いています。その積み重ねが目標達成に繋がるので、なる早で達成できるように行動していきます。