贅沢じゃなくていい。部屋が狭くてもいい。それでも私はシンガポールに行ってみたいんだ!と突然思い立ち、2016年12月に初めてのひとり海外旅行に行ってきました。
シンガポール旅のきっかけは、テレビ番組でアナウンサーのミトちゃんこと、水卜麻美さんが格安シンガポールツアーに行ったのを観たこと。そのときは5万円以下できれいなホテルに泊まって、観光を満喫していました。
「このくらいの値段なら私も行けそう…」そう思い、さっそくツアーを検索します。
5万円以下でシンガポール旅に行けるのか?
答えはYes. 当時申し込んだツアーは、航空券+ホテルを併せて47,623円でした!内訳は以下のとおりです。
ツアー基本代金 35,653円
国内空港使用料 2,610円
その他諸税等 9,360円
一人当たりの料金合計 47,623円
このときは4日間分の旅行保険に+3430円で加入したため、厳密にいうと5万円オーバーです。すみません。それでも51,053円なので格安です♡もちろん現地での滞在費・食費・お土産代などを入れたら、旅費はもっとかかりますが、大目にみてやってください!
今回はHISの【海外 航空券+ホテル】でシンガポール旅行を申し込みました。わたしの申し込んだ内容に似たものもあるかもしれないので、気になったらチェックしてみてくださいね。
HISで海外航空券+ホテルを探す1日目【2016年11月30日(水)】
成田空港でオムライスを食べながら出発時間を待つ初日。
フライト:中国国際空港 予約クラス:S
AIR CHINA CA926便
15:15 東京/成田空港 (NRT) 発
18:20 ペキン (北京)/北京首都国際空港(PEK) 着
中国での乗り継ぎ時間がかなり長いので、少し不安。というのも、中国はInstagramやLINE、Google系のサービスが使えない。家族や友人に連絡を取ることもできないし、SNSを見ながら暇つぶしをすることもスムーズではないのです。
今(2023年)だったら「VPNを使おう!」と考えられるのですが、このときはSIMカードすら買わずに旅をしようとしていたから、そんなことは思いつくわけがありません。
出発までゲート付近でマニキュアを塗って過ごしました。
2日目【2016年12月01日(木)】
AIR CHINA CA975便
00:10 ペキン (北京)/北京首都国際空港 (PEK) 発
06:30 シンガポール/シンガポール・チャンギ国際空港 (SIN) 着
シンガポール・チャンギ国際空港に到着。空港から街まではMRTに乗って向かいます。見慣れぬ景色にドキドキワクワクしたことを今でも覚えています。
アクイーン ホテル パヤ レバー
ホテル「アクイーンパヤレバー」にチェックイン。こちらはテレビで水卜麻美アナウンサーが泊まったホテルと同じところです。
おそらく1番お安いプラン。シングルルームでかなり狭かったです。荷物を広げたら歩けないくらい。
それでも必要最低限の物は揃っており、比較的新しいホテルなので、古さは感じずきれいです。
こちらはテレビとミニバー。壁掛けタイプのテレビなので、少しでもお部屋が広く使えて良かったです。
浴槽はなくシャワールームのみ。水回りは清潔で、安心して使用できました。
トイレットペーパーは流せないので、脇にあるゴミ箱に捨てます。だけどいつもの癖で、つい便器に流しちゃうんですよね~
窓から見える景色はこんな感じ。そんなに良くはない。
ホテル:Aqueen Paya Lebar (アクイーンパヤレバー)
住所 33 Jalan Afifi, 409180,SINGAPORE
セブンイレブンでランチ調達
ホテルに荷物を置いたらまずは腹ごしらえ。近くにセブンイレブンを発見したので、ご飯を探しに行きます。
日本のセブンイレブンとは違ったシステムに戸惑い&ワクワク。一体どうやって買うんだ?このドリンクは。
電子レンジはセルフサービスっぽかった。
長々と見漁って、結局こちらを購入。ビリヤニ(インドの炊き込みご飯)とバターチキンカレーが一つになったお弁当。結構辛かったです。ひーひー言いながら完食し、観光に出かけます。
カトン地区でプラナカンハウスを観賞
タクシーでカトン地区と呼ばれるエリアへ移動。プラナカン様式の建築が見たかったのです。それがこちら…。
かぁわいー!!!!本当は青空をバックに写真を撮りたかったのですが、残念ながら雨模様。それでもずっと来たかった所だから、ぱしゃぱしゃと何枚も変わり映えしないアングルで撮影しておりました。
せっかくだから撮った写真を全部載せておきます。
※観光地ですが人んちなので、撮影は注意が必要です。
こちらはホテルらしい。
高床式の建物もありました。
チキンライスを食す
どうやら有名らしい「Five Star Restaurant(ファイブスターレストラン)」でチキンライスをいただきます。シンガポールの「チキンライス」は日本でよくあるケチャップで炒めたものではなく、チキンスープで炊いたご飯と茹で鶏にソースをかけていただくお料理。
元々は中国の海南(かいなん・はいなん)地域にルーツのある料理のため、「ハイナンチキンライス」「ハイナンジーファン(海南鶏飯)」などと呼ばれることもあります。
チキンライスの中でも何種類かあったように記憶しています。チキンはスチームかローストか選べた気がする。
このときはベーシックなスチームを選択。ソースは何種類かあったけど、忘れちゃった。ご飯がおいしかったのは覚えてる。
アラブストリートへ移動
きらびやかなスルタンモスク(サルタンモスク)に感動。この日はあまり散策せずに次の場所へ移動。
どこかよくわからないけど、撮った写真を載せておきます。
歴史的な街並みとビル群の対比がなんか好き。
日本撤退したTOPSHOPを見つけてちょっと嬉しかった。
夜のチャイナタウンへ
MRTを使ってチャイナタウンへ。駅を出てすぐに商店街にでました。
レストランやお土産屋、服飾雑貨など、様々なお店が並びます。チャイナタウンをブラブラして向かったお目当ては…。
「東興」のエッグタルト!どうやら老舗の菓子店らしいので、食べておかないとね。
2つ買ってホテルでいただきました。サクサク生地とぷるぷるの中身が美味しかったです。
3日目【2016年12月02日(金)】
シンガポール2日目は朝から活動。まずは朝食から。
カヤトーストに初挑戦
「カヤトースト」を食べてみる。シンガポールでは朝食の定番らしい。カヤジャムとバターが挟まったサンドイッチを、温泉卵とあまじょっぱい醤油のようなソースに絡めていただきます。
え。なにこれ。うますぎるんだが!!!帰りに空港でカヤジャムを購入して、帰国してからも食べました。本当にうますぎる…。
リトルインディアへ
前日の夜にもMRTで行ったのですが、あまりに暗くて怖くて引き返したのです。明けて再訪しました。
ムスタファセンター
日本でいう「ドン・キホーテ」のような大型ショッピングセンター。食料品、化粧品、衣類…本当に何でもあります。大きすぎて見きれないけど、一応全フロアを見回ってきました。特に買ったものはないけれど、異国の物ばかりで何を見ても新鮮で面白い。この写真は日本の白髪染め「ビゲン」の海外版を見つけて「美源」なのが面白くて撮っちゃいました。
素敵な柄のワンピース。一目惚れしたけれど「着ていく場面がないなぁ」と冷静になり、何も買わずに出ました。社会勉強。ね。
シンガポールでお買い物といったらオーチャート・ロード
デパートや大型ショッピングセンターが建ち並ぶオーチャード・ロード。これまでローカルな場所が多かったので、都会的な大通りが新鮮に感じます。
写真は「ION オーチャード」。「ION」をそのままローマ字読みして「イオン」だと思い込んでいたのですが(BAKA)、中に入っているお店が高級店ばかりで違和感を覚えていたんですね。それもそのはず。だって「イオン」じゃなくて「アイオン」なんですもの。高級デパートなんですもの。
日系のデパート「伊勢丹」と「高島屋」もありました。見慣れた看板を海外でみると安心するんですね。
なんと「カラオケまねきねこ」もありました!学生時代に大変お世話になった“まねき”がシンガポールでお見かけできるなんて♡感激です。
マーライオンに会う
“シンガポールといえば”なマーライオン様にお会いしてきました!マーライオンはよく「がっかりスポット」と呼ばれ、思ったよりも感動が薄いとかそれほどでも…とか、酷評を聞いていたのですが、わたしも本当にがっかりしまして笑 「うわー!本当にがっかりしたー!」という答え合わせ的な感覚になって感動しました。逆にね。
なんかね、思ったよりちっちゃかったんだよね。この辺りは観光客が多くて写真を撮るのが大変でした。
マーライオンのある公園からマリーナベイサンズまでぐるっとお散歩。かなり暑く日差しが強いので、日傘&水分必須。
マリーナベイサンズ
こちらも“シンガポールといえば”なマリーナベイサンズ。屋上にドでかい船がドドン!っと乗っかったホテルというイメージしかなかったけど、ショッピングモールも入っているんですね。
サンズを下から撮ってみたけど、大きすぎて収まりきらなかった!
チャイナタウンでマッサージ
歩き回って疲れてしまったので、MRTを使ってチャイナタウンへ向かい、脚のマッサージをしてもらいました。
ガーデンズバイザベイ
中には入らず、外から眺めました。都会、というか、未来都市っぽい。
スペクトラ (SPECTRA)
光のショーです。1人で観るのは寂しいなぁ、恥ずかしいなぁと思いながらも、せっかく来たので観ます。
始まる直前は満席でしたが、30分ほど前に行ったらまだこの通り。
4日目【2016年12月03日(土)】
チェックアウトしてタクシーでMRT(鉄道)の駅に向かいます。ホテルの方にタクシーを呼んでいただきました。ここで事件発生。タクシーの運転手さんに英語が通じない。
「○○駅に行きたい」と伝えるも「station(ステーション)」が通じない。「ステーション!」「あ?」「ステーション!!」「あ?」の繰り返し。ホテルの従業員さんまで出てきてくれて、「MRT」と言ってようやく通じました。MRTの駅は駅という概念がないのでしょうか…。勉強になりました。
なんとかMRTに乗ることができ、チャンギ空港へたどり着くことができました。
AIR CHINA CA976便
09:30 シンガポール/シンガポール・チャンギ国際空港 KSIN) 発
15:30 ペキン (北京)/北京首都国際空港 (PEK) 着
AIR CHINA CA183便
17:20 ペキン(北京)/北京首都国際空港 (PEK) 発
21:30 東京/羽田空港 (HND) 着
シンガポールの空港・街中で購入したお土産
シンガポール名物がパッと思い浮かびませんでしたが、事前にネット検索をして情報収集。自分用と配る用を購入しました。
タイガーバーム
空港で購入しました。白と赤の2種類が3個ずつ入っているので、バラマキ土産として。白は冷やす、赤は温める作用があるとかないとか…。湿布くさいので、喜ばれたかどうかは不明。
カヤジャム
カヤトーストの美味しさに感動して、日本でも食べたくなってしまいました♡そのくらい虜。空港にジャムが売られていたので、買っちゃいました。「パンダン」と「トラディショナル」の2種類入りです。緑色と薄黄色のジャムは風味がやや異なり、どちらも美味しくいただきました。そのままトーストにつけても美味しいのですが、やはり半熟卵と一緒に食べたいですね。
箱の中身はこんな感じ。オシャレなパッケージです。
香水
アラブストリートにある有名な香水屋さんで購入。自分の好きな香りを何種類か混ぜて作ってくれます。量によってお値段が異なります。いくらだったかは忘れちゃいました。
ココナッツオイル
どこかのショッピングモールでボディケア用に購入。冬の日本では低温で固まってしまうので、湯煎しなければ使えず、少し不便でした。口の広いボトルの物を選んだ方が良さそうです。
【結論】5万円+食事代でシンガポールひとり旅を満喫できた
海外旅行って、お金が何十万円もかかるイメージでしたが、5万円+αで行って来れちゃいました!2泊4日なら、会社員時代でも有給休暇を使えば行けたな~と思います。今は良いプランがなくても、時期によってはお手頃なプランが出ている場合があります。こまめにチェックしてみると面白いですよ。
HISで航空券+ホテルを探す
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