初めてのジョージア旅行。そもそもジョージアってどんな国?生活必需品は買えるの?と不安になることがあるかもしれませんね。私は今回「ノマドニア」に参加するため、初のジョージア渡航。何を持っていくか非常に迷いました。
1ヵ月以上の海外滞在経験が何度かあるので、それを元に準備してみます。人それぞれに譲れないもの、不要なものは異なると思うので、参考程度にご覧くださいませ。
服
個人的に1番心配していたのが洋服でした。なぜなら、私の渡航時期は3月下旬で、気温の変化が凄まじかったからです。
天気予報では初日の最高気温が2℃前後、その1週間後は20℃前後、さらにその数日後には28℃前後と約10日間の間に春夏秋冬を体験できる気候。ダウンジャケットからTシャツまで、1年分の服を用意しなければいけないのかと思うと、絶望的になります。
全てを持っていくには限界があるので、考え抜いた結果「着れる服は全部着ていく」という策に落ち着きました。航空機内の寒さ対策にもなるので、我ながらナイスアイディアです。
初日に着たのは長袖インナーシャツ×2、ロンT、モヘアのニット、裏起毛のスウェット、ユニクロのウルトラライトダウン、ウインドブレーカー。ボトムスは裏起毛のレギンス・ロングスカート、首元はスヌードと防寒対策をしっかり施しました。
寒がりな私でも、さすがに汗だくでした。
靴
持ってきた靴はスニーカー、ローファー、ショートブーツ、ビーサンの合計4つです。出発日は、経由地であるカタール・ドーハ空港で歩き回る予定だったので、スニーカーにしました。
ショートブーツ
渡航前は雪予報の日もあり、安全性が高く、かつ気分が高まる靴を持っていきたいと思っていました。その中でも、私のショートブーツは雪道対策加工がされており、ヒールが7㎝くらいはあるため、安全性とスタイルアップを期待できると考えました。しかし実際は、まだ2回くらいしか履けておりません。結局ほぼ毎日スニーカーです。
ビーチサンダル(ビーサン)
対してビーサンは持ってきて大正解でした!主な用途は、ゲストハウスやホテルの室内でのスリッパ代わりです。シャワーがあまり衛生的ではない場合でも、履いたままシャワーを浴びることができて、とても快適ですよ。
スニーカー
軽い登山も行けるゴアテックス加工のごついスニーカーを持ってきました。実際に観光で山に行くことがあり大活躍!坂道やでこぼこ道が多いトビリシの街中でもお世話になりました。
ローファー
歩きやすく、かつ気分の上がるお気に入りのローファーを持ってきました。しかし、これもあまり履いておりません。。
現在滞在しているトビリシ市内は、坂道や舗装されていない道路が多く、動物の「うん♡」などが落ちていたりするので、おしゃれな靴はあまり持ってこない方が良いと思います。
もしも欲しくなったら、ZARAやH&M、CHARLES & KEITHなどのプチプラブランドで購入するのがおすすめです。
バッグ
用途に合わせて5種類を使いわけています。本当はもっと持ち物を減らしたいのですが、心配性のためたくさん持ってきてしまいました。
小さめショルダーバッグ
貴重品を肌身離さず持ち歩きたいときに。ひとりで食事に出かけて、お手洗いに行くときなど、大きなバッグを席に置いておくのは不安ですよね。かといって、財布とスマホだけ持っていくと、置き場所に困ります。そんなときにショルダーバッグが役に立ちます。
中くらいのショルダーバッグ
飲み物の入ったボトルや折りたたみ傘など、小さいバッグには入りきらない物を入れるために持ってきました。なんでもポンポン入れられて便利です。
PCが入る大きめトートバッグ
ノマド生活をするためにジョージアに来たので、PCが入るバッグは必須。以前はバックパックを使っていたのですが、物の出し入れが面倒だったので、トートバッグに変更。
スーツケース
Mサイズのスーツケースにしました。Lサイズも持っているのですが、荷物を入れると25kg以上になってしまいます。航空機の重量オーバーになる可能性があるため、物足りなく感じますが、あえてこちらに。階段や坂道の多い場所では移動が大変なので、スーツケースを小さめにして、入りきらないものはバックパックに収納しました。
バックパック
スーツケースに入りきらない荷物を入れるために。登山にも使えるモンベルのバックパックにします。
下着
先ほどお伝えしたように、H&Mがあるので安価な下着を手に入れることができます。しかし、サイズ表記が日本と異なるため、自分にフィットするものを購入するのは難しいかもしれません。私は日本から5日分くらいの上下セットを持参しました。
初日は長時間フライトのため、付け心地が楽なナイトブラで30時間ほど過ごしました。
ゲストハウスやホテルで洗濯機が共用の場合、思うように洗えないこともあるので、多めに持っていくといいと思います。
水着
ジョージア・トビリシには温泉があります。混浴の場合、水着着用で入ることになるので、ビキニを2セットとラッシュガードを用意。異性の前で水着姿になることに抵抗がある方は、洋服のような水着も揃う日本で購入されることをお勧めします。
靴下、タイツ、ストッキング
寒い日もありそうだったので、裏起毛のタイツを持ってきました。これは持ってきて大正解!デニムの下に履いていると、めちゃくちゃあったかいです!
生理用品
個人的に気に入っているナプキンがあるので、それを持ってきました。海外のタンポンはうまく使えなかったことがあるのと、海に入るかもしれないのでタンポンも持参。
夜は宿の布団を汚さないように気を使うので、吸水ショーツにしました。洗うのは少し面倒ですが、めちゃくちゃ安心感があるのでおすすめです。
洗面道具
2年ほど前から、シャンプー、リンス、ボディソープなどを少しずつやめて、石鹸ひとつで済ませられるようになりました。それまでは、使用感や香りにこだわりがあり、「これでなくては…」という縛りがあったんですよね。それが石鹸で済ませられるようになってからは、もはや洗わなくても平気になり、皮脂量が減ったように思います。
石鹸
髪、身体、顔、全身洗える石鹸を持参。日本とジョージアでは水質が異なるので、もしかしたら泡立たないのでは?と心配していました。しかし、私が持ってきた石鹸はヨーロッパ製。むしろ日本で使うよりも泡立ちました(笑)
メイク落とし兼洗顔
普段のメイクは石鹸で落とせるものがほとんどなので、クレンジングはあまり必要ありません。しかし石鹸での洗顔を続けていると、だんだん毛穴に汚れが詰まってくる気がするので、時々クレンジングをしています。
数年前に見つけたこちらのクレンジングを愛用しています。
こめぬか酵素洗顔クレンジング(みんなでみらいを)
ザラザラとした粒が入っていて、これが肌のざらつきをなめらかに整えてくれる気がしています。軽いメイクであれば、強くこすらなくても落とすことができるので、優しく洗ってあげてくださいね。
ヘアカラーの退色を抑えるシャンプー
ヘアカラーをしたばかりだったので、念のため持ってきました。
ワセリン
顔に使用するスキンケアはワセリンのみ。肌断食を続けてきたおかげで、荷物が少なくなりました。これまでは、化粧水・乳液・美容液をボトルで持ってきていたので、とても重かったのです。水物って重いですよね…
詰め替えるのは衛生的に嫌だし、現地で肌に合うか分からない製品を使うのは不安。ならばいっそ、使わなくてもいい肌にしたら楽なのではないかと思い、肌断食をするに至りました。化粧品を卒業するに至った経緯は以下の記事でご覧ください。
メイク道具
普段がっつりメイクをすることがないので、必要最低限のメイク道具を用意しました。
パウダー、マスカラ、アイブロウ、アイシャドウ1個、リップ…くらいですね。まつ毛カールをしているのでビューラーはなし。
ネイルケア用品
爪切り、爪ヤスリ、プッシャー、ニッパー、マニキュアなどなど。
フェイスタオル
バスタオルほど大きなタオルは必要ないので、フェイスタオルを3枚入れました。ヘアカラー直後のため、白いタオルにはカラー剤が落ちる可能性大。色の濃いタオルを持ってきました。
洗濯マグちゃん
あの高城剛さんの本でも紹介されている洗濯グッズです。洗濯マグちゃんは、マグネシウムの粒が入っており、これを洗濯物と一緒に洗濯機に入れて回すと、イヤな臭いが軽減されるというもの。
個人的に洗剤や柔軟剤の香りが好きではないので、正直水洗いでもいいくらいです。しかし、以前マグちゃんを使って生乾き臭のあるタオルを洗ったら、見事に落ちてくれたんです!それ以来、愛用しております。
襟や袖の皮脂汚れまでは難しいので、洗剤と併用するのが本来の使用方法です。
※ドラえもんとハローキティのコラボ商品は限定だったようで、現在は通常品のみかもしれません。
下着用洗濯洗剤
普段日本では下着ブランド「ブラデリス」の下着を愛用しており、こちらでは下着専用の洗剤(パウダータイプ)が販売されています。ブラジャーは柔軟剤の入っていない洗剤で洗うと、型崩れを防いで長持ちするようです。
大きめのボトルで買ってしまったので、ジッパーバッグに入れて。
洗濯ネット
海外製の洗濯機は荒っぽいイメージがありました。以前フィリピンで洗濯機を利用した時に、服が傷んでしまったからです。そのため、少しでもダメージを防ぎたくて、様々な大きさの洗濯ネットを持ってきました。
ゲストハウスやホテルでは、洗濯機が共用の場合が多く、デリケートモードで1時間も回していられないことがあります。大事な衣類は手洗いが良いですが、お急ぎの場合は洗濯ネット必須です。
ハンガー×3とピンチハンガー
洗濯物干し用に薄いハンガー3つとと、ハンカチや靴下などの小物を干すのに便利なピンチハンガーが大活躍中。滞在する宿によってはハンガーの数が少ない場合があるので、持っていくと重宝します◎
洗濯紐
部屋干しをしたいときに。
サングラス、ブルーライトカットメガネ
サングラスは景色を観にいくときに。ブルーライトカットメガネはあまり使わないのですが、念の為。どちらもZoffです。
ポケットティッシュ、ハンカチ
トビリシの宿は3ヶ所しか泊まっていませんが、ティッシュを置いている宿はありませんでした。街中や観光地では、トイレットペーパーを置いていないトイレもあるので、水に溶けるタイプのティッシュを多めに持ってこられると良いかもしれません。
カメラ×2
防水デジカメとOSMO POCKETを持ってきました。防水デジカメはダイビング用です。ハウジングはスーツケースの容量とるのでやめときました。
ダイビングコンピューター(ダイコン)
ジョージアを出てから、どこか暖かい国でダイビングをして帰国する予定です。
ログブック
こちらもダイビングのために用意。
延長コード
電源が遠いときや少ないときに便利です。私は台湾で購入した延長コードを持参しましたが、初日にショートして使えなくなりました。(ガビーン)電圧が違うことを忘れていました。
食品関係
重量は気になりますが、日本でしか用意できないもの、お気に入りのものは持参しました。
持ち運び用カトラリー
スプーン、フォーク、箸を持参。スーパーでお総菜などを買うとき、スプーンなどが有料の場合があります。できるだけゴミを出したくないので、ハンカチに包んで持ち歩いています。
和食や中華料理屋さんなどでは、個包装の割りばしなどを渡されることがあるのですが、それもできるだけ使わないように、My箸を使っています。
お弁当バッグ
今回泊まる宿にはキッチンがあるので、簡単なものを作って持っていくようにしています。ジョージアは物価が安いと聞いてきたのですが、円安とインフレの影響か、あまり安さを感じていません…
そのため、できるだけ自炊を…と来る前は思っていたのですが、実際はほぼ外食です(笑)
タッパー
保存食用&お弁当箱代わりに。電子レンジ&冷凍対応のものを3個持ってきました。野菜を刻んで酢漬けにしたり、オーバーナイトオートミールにしたり、火を使わない調理に大活躍でした。
スーツケースに入れる際、タッパーの中の空間もムダにしたくないので、お茶や薬を収納します。
食料
普段日本で食べているものを持ってきました。
- 味噌
- 酒粕
- かつおぶし
- わかめ
- 切り干し大根
- オートミール
- 天日塩
- コショウ
- シナモンパウダー
- いぶりがっこ
味噌汁を作れる材料と、好きなメーカーのオーガニックオートミールです。日本の食材はなかなか手に入らないので、持ってきて良かったです。ほとんど食べていませんが。
いぶりがっこは出身地である秋田の味を思い出すため、直前に追加。みんなでお酒を飲むときに喜ばれました♡
マグカップ
自分専用のマグが欲しくて。レンジに入れると割れてしまうものもあるかもしれないので、レンジOKのものを持ってきました。
味噌汁用のお椀
なくても困らないのですが、いつもの食器で味噌汁が飲みたいので。
菜箸
海外の共用キッチンに菜箸があることなんてほぼないので持参。
水筒
沸かしたお湯を入れて持ち運ぶ用に。
茶こし
お茶を飲むときと、味噌を溶かして味噌汁を作るときに使います。
薬
念のため風邪薬、胃腸薬、酔い止めの薬を持ってきました。薬はできるだけ飲みたくないのですが、どうしてもの時だけは使います。
掃除道具
雑巾、ビニール手袋、使い古しの歯ブラシ、スーパーの袋などを用意しました。安宿に泊まる場合、どの程度掃除されているかわからないので。
裁縫セット
100均で購入した小さめのものにしました。中に入っているハサミは荷物検査で引っかかるかな?と心配していましたが、かなり小さかったためか、大丈夫でした◎
現地の古着屋さんで、袖の破けているものが半額になっていたので購入し、自分で直して着ることができました。これは持ってきて大正解です。
折りたたみ傘
天気が変わりやすいのと、どの天気予報サイトを信頼したらよいか分からないので、朝に晴れていても念のため持ち歩いています。トビリシでは急に雨が降ったとき、ビニール袋やスカーフをかぶって凌いでいる方が多いように感じました。
ドライヤー
海外でも使えるドライヤーです。日本のドライヤーは電圧が違うと使えないので注意。
ヘアアイロン
あまり使わないだろうなぁと思いつつ、一応。
変換プラグ
ジョージアはCタイプです。経由地のカタールではBFタイプがないと充電が難しかったので、経由地のプラグタイプも調べて持参されることをお勧めします。
ノートPC
ジョージアでも売られているようですが、日本語が使えるPCが購入できるかは分からないので、日本から持参しましょう。ちなみにアップルストアはないようです。
タッチ式のクレジットカード
買い物はもちろん、バスや乗り物に乗る際も使うので、非常に便利です。
私は楽天銀行の口座を持っているため、楽天デビットカードを持ってきました。日本の口座からすぐに引き落としされるので、資金管理がしやすいです。
SIMフリーのスマートフォン
スマホがあれば海外旅行のハードルはかなり下がります。地図アプリや友人知人との待ち合わせ、緊急時の電話など、スマホを持っていることで旅の安心感は高まります。ということは、スマホがなければハードルは上がるということ。
数年前までは、空港でモバイルWi-Fiを借りたり、料金プランを海外利用可能なものにしたりするなどが主流でした。しかし現在は、現地でSIMカードを購入し、SIMフリースマホにセットして使うというのが常識になってきましたね。
SIMロックがかかっているスマホは、他の通信会社のSIMカードに入れ替えて利用することができません。そのため、SIMロックを解除するという手続きが必要になります。
SIMロック解除がうまくできず、現地でSIMフリーの中古スマホを買い直した方も知っています。こちらは日本を出る前によく確認されるといいでしょう。
除菌スプレー・ジェル・携帯ハンドソープ
衛生面で、日本以上にきれいな国はないと思っています。レストランのテーブルは拭かれていない、席についてもおしぼりは出てこない、そういったことは海外ではよくあること。清潔に海外生活を送りたいなら、持ち歩くことをおすすめします。
ハンドソープがないトイレもあるので、小さくて携帯できるタイプのハンドソープを持っていると安心できました。
虫除けスプレーや虫刺されの薬
ジョージアの住宅やホテルは網戸がないところが多いです。そのため、虫に刺されやすい方は虫除けグッズを持ってこられると良いかもしれません。
パスポートとスマホとクレカがあればなんとかなる
ジョージア渡航の持ち物を全てご紹介しました。預入荷物は合計25kgと大量になってしまいましたが、最悪パスポート・スマホ・クレカがあればなんとかなります。私は心配性なので余計なものまで色々持ってきてしましましたが、本当に必要なものは現地で買えるので、あまり神経質にならなくても大丈夫ですよ。こんなこと言っている私が1番神経質かもしれませんが…
持って行ってよかったSIMフリースマホ
元々日本で使っていたスマホはPixel4でしたが、3年ほど使って古くなっていたのと、SIMカードの差し替えが面倒ということもあり、2台持ちすることにしました。その時に購入したのはOPPO Reno5 A。
OPPOはカメラの画質が良いという噂を聞いていたので気になっていました。実際に使用した感想は、景色が鮮やかに撮れる!自撮りが盛れる!という印象です。
ただ手ブレには強くないようで、ズームにすると画像が荒いです。その点ではPixel4の方が手ブレや動きに強かったですね。
カメラ以外の部分では個人的にパーフェクトな仕様でした。
- 防水
- 防塵
- 指紋認証
- イヤホンジャック
- SDカード
などなど、Pixel4で満足できなかった部分を満たしてくれます。
期待も不安も詰め込んで
スーツケースを開いた瞬間から旅は始まるので、パッキングも楽しんでくださいね。
これまでの旅でも持ち物紹介をしています。台湾ワーキングホリデーに持って行った荷物の全てはこちらです。
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