自分が本当にやりたいことを探しに「超意識の旅」に行ってきた

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約1年ぶりにヒプノセラピーを体験してきました。前回は、幼少期のトラウマを癒す「過去退行療法」でしたが、今回は潜在意識を通り抜けて、もっと深い超意識にアクセスするセラピーを初体験。

最初にこのセラピーで得たい自分の願望を1つの文章として決めます。自分の願望が色々浮かんでくるけど、なんだかしっくり来ない。

「自然に囲まれた場所で暮らしたい」「贅沢な暮らしがしたい」「猫を飼いたい」
そんな願望が湧いてくるけど、「本当の望みは違うんじゃないですか?」と先生。

最終的に出てきた願望は「私はありのままの自分で地球を遊びたい」。

自然がどうとか、贅沢だとか、猫だとか、外側の環境が欲しいんじゃない。別に楽しくなくてもいい。怒りたいし、泣きたいし、笑いたい。

私は自分を繕わずに、そのまんまで、ただここ(地球)に在りたい。そう思いました。

そこで、今回の意識の旅のテーマは「ありのままをさらけ出したら嫌われるかもしれない」という恐れの原因を探るため、過去世に行ってきます!

まず先生の誘導で、私のハイヤーセルフと対面。名前はアリス。アルビノのような真っ白い女性のイメージで白いドレスを着ている。

アリスと手を繋いで光の川へ飛び込みます。この川は、どっちに向かって流れているのか分からない。だけど、とんでもないスピードだということは分かる。

恐いけど、アリスが一緒だから大丈夫。そう思いながらも不安で涙が溢れた。どんどん深いところまで入っていき、アカシックレコード図書館に到着。中に入ると、動物達が働いていた。

ずんぐりむっくりしたネズミのような受付さんに、「私の魂の歴史書を出してください」とお願いする。

「かしこまりました。少々お待ちください」そう言って本を探しに行ってくれた。もう5分経ったが戻ってこない。その間、ずっと恐くて泣いているのをアリスが慰めている。

すごく長く感じた。

やっとネズミさんが戻ってきて、1冊の本を受け取る。古びているけれど、きれいに保存された茶色くて分厚い本。表紙にはタイトルと説明書きがあるけど、何語か分からない。

その本を持って屋上の映写機があるスペースへ。

その本に向かって「過去世を見せて」とお願いする。と同時に、うっすらと見える前世の私。

桃色の着物を着て四つん這いになっている女性。ガラの悪い男性に頭を蹴られているなぜ蹴られているかは分からないけど、男性は怒っている。(前世の)私は「理不尽だな…」と感じている。

先生に「名前を聞いてみましょうか」と言われるので、聞いてみると「みつこ」というイメージがバンっと浮かんできた。思わず笑ってしまった。「みつこ」は私の母の名前だからだ。

みつこに聞いてみる。「その男性は誰?」

「私のことを好きだと言ったの。最初はいい人だと思ったんだけど、だんだん『こんなに愛してるのに、なんでわかってくれないんだよ』って怒るの。私、なにか悪いことしたのかしら?」

そう言って首をかしげるみつこは、家の中にいる。明治初期の木造平屋。みつこの周りには反物が積んである。呉服屋の一人娘らしい。

次は、家族で食卓を囲む場面になった。みつこの前には丸いちゃぶ台、それを挟んで向かいに父と母が座っている。父はメガネをかけていて猫背で小さく細身。あぐらをかいてご飯を食べている。

「現世で似ている人はいる?」と聞かれ、母方の祖父が浮かんだ。

みつこから見た父は、無口で気弱。少し頼りないけど、優しくて好き。

母は見た目がはっきり見えなかったが、頑固で芯の強い女性。みつこからみる母は、ちょっと怖い。反対意見を言ったら、どうなるか分からないので、あまり自分の意見は言えずにいる。

現世では父方の祖母のイメージに近い。

今度は父から観たみつこのイメージを見てみる。父の目線でみつこを見るのだ。

父はみつこを心配している。「いつも何かを我慢していないだろうか。でも、本当のみつこをさらけ出してしまったら、みつこが壊れてしまいそうで聞けない」と思っているらしい。

アリスと一緒に、前世をスクリーンに映し出して観ており、リモコンで早送り、早戻しができるようになっている。

みつこがこの後どうなるか、リモコンで早送りしてみる。

次の場面では、背景はなにも見えず、着物姿のみつこが立っている。もじもじとしており、どうやら恋をしているようだ。「彼に会いたいなぁ」そんな感情が伝わってきた。

彼との出会いは道端で。ハッキリとは見えなかったが、彼は小さな子どもか花か動物を愛でている。その場面に偶然出くわしたみつこが彼に声をかける。「可愛いですねぇ」

振り返った彼は笑顔で「可愛いでしょう」と言う。その時の笑顔が素敵で好きになってしまったようだ。

次の場面へ早送りする。

みつこはげっそりとしており床に倒れこんでいる。失恋したようだが、そう思い込んでいるだけかもしれない。あれ以来彼に会っていない。

今度は彼の気持ちが思い浮かんできた。彼の名前は「○○助(すけ)」。○○の部分は見えなかったので、助さんと呼ぶ。

実は助さんもみつこが気になっていた。会って話しかけたいが、避けられている。「何か悪いことしたかなぁ…」思い当たる節はないが、とても話せる状況にない。この助さんはとてもモテる。みつこの事は気になるが、自分のことを好きだと言ってくれた女性を大切にしたいと、他の女性とお付き合いすることに。

みつこはそれを知って落ち込んでいたようだ。

そして27歳のみつこが映る。助さんはその女性とすでに結婚しており、みつこは独り身の27歳。もうひとりで生きていこうとしていた。人生があまり長くないことを感じる。

次の場面では、34歳のみつこが布団に入っている。肺炎で先が長くない。みつこの心情は「お父さんとお母さんには、先に逝ってしまうことを申し訳なく思うけれど、もう人生がとてもつまらないから正直ホッとしている。助さんとは一緒になりたかったけど、好かれていなかったんだからしょうがない。」と、諦めのような気持ち。

父と母は泣きながらみつこを見ている。

そして魂が昇っていく。

中間生に来た。雲の上みたいな場所。

「みつこの魂は何をするために生まれてきたの?」と聞くと、出てきた答えは、

自分の感情や願望を表現するため

さぁ、もう一度、自分の感情と願望を表現するために、助さんと出会った頃へ戻りましょう。

みつこと助さんが2人で会っている場面に飛んだ。さっきよりも心の距離が近い気がする。

もう定期的に会う親密な仲になっている。みつこの感情は、言葉では言い表せない安心感みたいなもので満たされている。

「嫌われているかも…」とか、「彼はどんなことを考えているんだろう?」とか、そんな不安が全くない。なぜなら、パラレルワールドのみつこは、気になったことを躊躇なく彼に聞けるようになっているからだ。

「安心感」と表現したが、本当は安心感すらない。「安心」があれば「不安」もあるからだ。そのどちらもない。ただそこに、みつこと助さんが存在して笑っている。それだけ。

そこから、パラレルワールドのみつこの人生を見ていく。

助さんと一緒になり、女の子を授かる。女の子はお嫁にいき、じいさんばあさんになった2人は心穏やかに暮らしている。みつこに聞く。「今回の人生はどうだった?」

特にすっごく華やかなこともなければ、すっごく落ち込むようなこともない、平凡な人生だったけど、とっても幸せだった。助さんが居て、一緒に笑って、ただ存在しているだけで幸せだったそうだ。

そこから先のセッションはうろ覚えだが、今の私の人生で、魂を成長させるためにするべきことが分かった。

前世から持ち越している課題である「ありのままの自分をさらけ出すこと」「感情や願望を表現すること」だ。

前世からずっと「ありのままでいることはわがままで、人から嫌われる行為だ」と思い込んでいる。しかし、みつこの人生をやり直した時には、ありのままでいることで、好きな人から好かれ、幸せな人生を歩むことができた。

私という魂は、本当の自分を隠して、「聞き分けの良いよい子」を演じることで、人が遠のいてしまっていた。今この35年の人生を振り返ると、それを教えてくれてた人はたくさん居たことに気付く。

ストレートに「何を考えているか分からない。ちゃんと言いたいこと言えよ。」って言ってくれた人も過去に居た。それなのに、私はその言葉を信じなかった。私の観念・信念「ありのままでいたら嫌われる」を守り通してきてしまった。

これからは、その思い込みを手放して、感情を解放していく。ここから、また視点が下がって「じゃあどうする?何する?」と手段に思考を働かせると、逆戻りしてしまいそうだ。高い視点を保って、湧き上がることに素直に従っていきたい。

超意識の世界には、カテゴリがありませんでした。安心感とかじゃない。あえて言葉で表すなら、「根拠のない自信」「ただ存在している」そんな感覚。

「無」のようで、「無」ではない、なんとも言い難い。

セラピーの前は、旅したいとか、好きなことで稼ぎたいとか、そんな願望が出てくるかなーと思っていたけど、そんなんじゃなかった。

前世でできなかったこと。前世からの思い込み。これを外して、殻を破って、このまんまで生きていきたい。生きていきます。

今回はオンラインでセッションを受けることができました。お世話になったのは渡辺富美子さん。

昨年もお世話になった先生で、私の本当の悩みとその答えを導いてくださいました。ブログ記事も興味深い内容で、気付きをたくさんいただけます。セッションの内容など、気になる方はぜひご覧になってみてください。

渡辺先生のホームページはこちら

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