アイヌ民族の文化に興味があり、突如思い立って白老へのひとり旅を決行することに。自宅のある秋田から飛行機でスタートした白老の旅。その記録を綴っていきます。
1日目
秋田から新千歳へ飛行機で移動
まずは北海道の地へ向かいます。今回はちょうど北海道へ帰省中の友人に会うことができるので、お土産を持っていきます。
秋田県民の私がおすすめするお土産「なまはげのおくりもの」を持参。ここには写っていませんが、「バター餅」も持っていきます。
新千歳空港に到着
約1時間のフライトを終え、新千歳空港に着陸しました!白い恋人のパッケージで形作られた飛行機がかわいくて思わず写真を撮りました。(わかるかな?)
白老駅へ向かう
新千歳空港から電車に乗って白老駅へ向かいます。南千歳駅でJRの特急に乗り換えます。
新千歳空港駅でSUICAをタッチしてしまいましたが、特急は対応していないよう(?)だったので、車内で切符を購入しました。新千歳空港から白老行きのバスも出ていることを後で知ったので、次回訪問する際は利用してみたいですね。
白老駅に無事到着しました!ん~寒い!秋田とは違って空気が乾いており、寒いより「痛い」という感覚。海が近いからなのか、この時がたまたまなのかは不明ですが、雪はそんなに多くない印象です。
haku hostel+cafe bar
今回お世話になった宿は「haku hostel+cafe bar」さん。女性用ドミトリーに宿泊。燃料チャージ代¥150を入れて素泊まり1泊¥3,150でした。
8:30~22:00までカフェ・バーが利用できるので、食事には困りませんでした。
2日目
2日目は、今回の目的地である「ウポポイ」に行きます!宿泊しているゲストハウスから徒歩約15分。
ウポポイの入り口です。
かわいらしいキャラクターがお出迎え。
入り口にはカフェが何店舗かあり、試食に釣られてこちらへ(笑)試食したのはチーズケーキですが、購入したのはハスカップパイでした。
期間限定のハスカップパイは¥450(税込み)です。グローブをはめた手は店員さん。写真撮影に協力してくれました(優しい)。
サックサクのパイ生地。
ハスカップは酸味が強めで、甘いパイとの相性◎
博物館
博物館は見ごたえ十分で、1時間くらいかけてゆっくりじっくり観させてもらいました。
衣服や道具の展示、歴史やアイヌ民族の考え方など、幅広く学ぶことができます。
家のことをアイヌ語で「チセ」というそうです。内側は長方形の一間で真ん中からやや入口寄りに炉があるそうです。チセが何棟か建っており、一部は中に入ることができました。
焚火ダイニングカフェ ハルランナ
ランチは「焚火ダイニングカフェ ハルランナ」にて。 レストランやカフェは施設の外にあるため、一度退場する必要があります。その際、再入場券をもらうことができ、食事のあとに再び館内を訪れることも可能です。
スープとパン。パンはほかほかでやわらかくて香り高くて美味でした♡
珍しいヨモギのドリンク。ゼリーみたいな食感があり、シュワシュワでさわやかなお味でした。お肉料理に合います◎
1番のおすすめということで「エゾ鹿肉の焚火ロースト」を注文。柔らかくローストされたお肉は、臭みがなくて、とっても美味しかったです♡
食事を終えて、再び館内へ。写真は鮭の寒干し。アイヌ民族は、四季折々の食材を、長い冬や飢饉に備えて保存食として蓄えていたそうです。
閉館時間に近づいてきたため退場します。こちらは門の外にあったポスト。珍しいカラーに惹かれて撮影しちゃいました。
白老のお土産
ウポポイのエントランス棟にあるショップ「ニエプイ」で購入。チェプオハウは鮭の切り身が入ったスープ。「オハウ」は汁物という意味だそうです。
ウエシマ チェプオハウ(鮭汁) 鮭 200g ¥870
ウエシマ ユクオハウ(鹿汁) 鹿 200g ¥870×2
合計¥2,610
新千歳空港へ向かう
白老駅から¥1,940でした。
人と人とのあたたかい繋がりを感じる白老旅
新千歳空港では、連絡もなしに友人と会い(!)、無事に秋田土産を渡すことができました。突然の思い付きから始まった短い旅でしたが、1泊2日以上の充実感に包まれています。
ずっと気になっていたアイヌ民族の暮らしや北海道という土地。今回みたものはほんの一部にすぎませんが、理解を深めることができたように思います。またご縁やひらめきがあったときに再訪したいです。
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