京都に到着して一夜明けた土曜の朝。ずっと行きたかったところに行く日です。早起きして向かいます。
6:00 起床
昨夜は布団に入ったのが0:00。深夜バスで寝不足だが興奮して眠れなかった。だけど楽しみすぎて寝不足も気にならない。電車とバスを乗り継いで、まずは鞍馬寺に到着。
8:37 鞍馬に到着
だーれもいない。土曜日なのに。雨は降らず、日も照らず、最高の天気・曇り。今日はいい天気だ!
鞍馬寺まではケーブルカーがあるみたいだけど、わたしたちはわたしたちの脚で登っていくことに。道は舗装されていて歩きやすい。わたしはヒールのないスポーツサンダルみたいな靴で登ったけど、山を越えて貴船まで行くならスニーカーが良いかと。ガッツリ登山って感じではないけど、雨でぬかるんでいたりする場合もあるだろうから、心配な方は登山向けの靴にすると安心です。
わたしが鞍馬を知ったきっかけは、知人からのオススメ。その方は港区の高層マンションに住まわれていて、いつも高級車で爆走しているパワフルなお金持ちさんで、以前お客様としてお付き合いがあった。
よく神社仏閣に行くそうで、その中でも「貴船、鞍馬、三峰は行った方がいい!周りの経営者はみんな行ってる!」らしく、おすすめしてくれた。とにかく空気が他と違ってヤバいらしいから、人生で1回は行こうと決めていた。
そしてようやくその時が来たのだ!
「来れた!」というだけでも大感激、お腹いっぱい、ごっっつぁんですだったけど、このチャンスを大満喫して帰ろうと気合いを入れる。
9:30 鞍馬山へ入山
入り口で愛山費・500円を納め、階段・坂道をハァハァ言いながら登り、本堂へ到着。予想していたよりも大きなお堂だった。観光客は20人いるかいないか。昨年から寺に興味を持ち始めたため、心が和んで馴染んでいるような感覚と神聖な緊張感ある空気の両方を感じる。お参りを終え、貴船方面へ向かった。
山に入る前に「入山参拝者心得」に目を通す。静かに愛をもって入ろう。
道はほとんどが階段で、登ったり下ったり。石の階段はサンダルでも滑りにくくて、一度も転ばなかった(サンダル、おすすめはできないけど。)。
山に入ると、とっても”宇宙”を感じる。何がどうって説明はできない。そう感じたのだからそうなのだ。ここで瞑想したらヤバいことになりそうだと思いつつも、川床ランチも目標としているから先を急いだ。
10:00 貴船に到着
案内板に「徒歩で約90分」とあった通り、本当におよそ90分で山を越えることができた。まずは貴船神社へ向かう。鞍馬寺と違って観光客で賑わっている。外国人観光客がたくさん。
歩道が狭いのに両サイドを観光客が通るから、車は通りにくそう。助手席で手を合わせ、頭を下げながら通っていく車もあった。
友人が以前貴船神社に行ったとき「おどろおどろしい感じがした」と言っていたから、どんなもんかと構えていたのだが、わたしは何も感じなかった。それより何より鞍馬寺・鞍馬山の余韻が凄まじい。
11:30 軽めのランチ
貴船と言ったらこの時期は川床でしょう!と、来てみたは良いが、この日は雨で川床閉鎖らしい。テラス席は営業しているから今回はそちらで。床はまた今度ね。
しかし食欲が湧かない。普段朝食は食べずに1日1~2食だから、昼過ぎまで食欲が湧かないのはいつものこと。だけど今回は普段と違った感覚で、美味しそうなものを見ても匂いを嗅いでも食べたいと思わない。かと言って水だけで入店するわけにはいかないから、そばを注文して入った。
しょっぱいだとか、匂いだとかは感じるけど、美味しいとは思えず。ただ噛んで飲み込むを繰り返した。まだ地球に戻れてこれていないような、上の空な状態。川のそばは気温が低く、涼しいというよりも寒い。
午後はHさんとの約束があるため、叡山電車で出町柳へ向かう。
14:20 知人とカフェで待ち合わせ
出町柳から鴨川沿いを散歩しながら、京都河原町駅近くのカフェに向かう。ここは数日前から友人とスイーツを食べる約束をしていたのだけど、美味しそうな写真を見ても食欲が湧いてこない。かといって水だけというわけにはいかない。フルーツならば食べられるかと思って注文してみたが、一口食べただけでなんだか気持ちが滅入る。萎える。一口食べたらそのまま食べ進められるかと思ったら、そんなことはなかった。
そんな自分に「あれれ~?おっかしいぞ~?」となっているところにHさんが合流。友人もわたしも約半年ぶりの再会。それぞれの近況報告や未来の話をすることおよそ2時間。そろそろ解散しますかと店を出る。謎のモヤモヤが残った。
17:17 夕食
Hさんと別れ、再び友人と2人で食事へ。予定していたお店で食べたかったものが完売しており、仕方なく隣のお店に入る。タイ料理屋さんだった。スパイスの香りで食欲がそそられるかと思ったが、鞍馬パワー恐るべし。まったく食べたいと思わない。
しかし水だけというわけにはいかないからスープを注文した。美味しかったけど苦しかった。食事を楽しめないことが悲しかった。友人にも申し訳ない。
20:00 帰宅
筋肉痛になりかけの身体を休めた。
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